生徒・教師への負担となる長時間の部活動軽減対策を要望

平成31年2月定例県議会(本会議)代表質問【その18】

2019年02月28日  公開

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安藤じゅん子の代表質問「部活動について」

私、安藤じゅん子は、2019年2月15日の千葉県議会2月定例会にて立憲民主党会派を代表して代表質問に登壇しました。

代表質問では、千葉県の取り組みに関して18項目にわたり質問、要望等を行いました。それぞれの質問項目と当局の答弁をご紹介してまいります。

学校教育における「部活動」は、学校教育活動の一環として、スポーツや文化、科学などに興味と関心をもつ同好の生徒が、教職員の指導の下に、主に放課後などにおいて自発的・自主的に活動するものです。

学習指導要領においても、「スポーツや文化及び科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであり、学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるよう留意すること」と指示されています。こうした定義がなされているいも関わらず、千葉県に限らず、日本の学校では、生徒の自己実現や成長よりも一部の部活動が生徒・教師を含め過度な心身・時間の負担になっているとの指摘があります。

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18:部活動について

運動部・文化部ともに、長時間活動の軽減対策を求める

質問の背景

運動部については、競技経験のない部活の顧問を任される教師の負担にも目を向け、部活動指導員の配置を進めているなど評価できる取り組みもありますが、昨年12月、スポーツ庁が発表した平成30年度の「全国体力・運動能力・運動習慣等調査」によれば、千葉県内の公立中学校2年生の1週間の部活動時間は、男女ともに全国最長になりました。
平成29年度に比べ、千葉県は短時間化を実現したものの、全国平均はさらに短縮が進んでいたことで、差が拡大しました。

文化部に関しては、昨年12月、文化庁は、「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」を公表するととともに、教育委員会等にガイドラインの策定、適切な運営など取り組みの徹底依頼がなされました。
千葉県教育委員会が策定する文化部活動ガイドラインにおいては、千葉県内において小学校の吹奏楽も大変、盛んであることから、小中高における活動実態をしっかり把握すべきと考えます。

安藤じゅん子の質問
千葉県の運動部活動時間は男女ともに最長となっているが、県教育委員会はどのように是正するのか?
答弁(澤川和宏教育長)

本年度のスポーツ庁の調査において、千葉県中学生の運動部活動の時間は全国最長となっております。このことは、生徒がバランスのとれた学校生活を送る上で大きな課題であり、改善を図っていく必要があると考えています。

千葉県教育委員会では、昨年6月に県の運動部活動ガイドラインを改訂し、現在、各市町村教育委員会においては、新年度に向けて、運動部活動の方針を策定しているところです。
これを踏まえ来年度においては、スポーツ庁のフォローアップ調査に併せ、運動部の活動時間の把握に努めるとともに、校長会や体育連盟等と連携し、大会等の精査も含め、効率的・効果的な運動部活動の推進に努めてまいります。

安藤じゅん子の質問
各市町村の運動部活動の方針の策定状況はどうか?
答弁(澤川和宏教育長)

動部活動の方針については、県内54市町村のうち、昨年10月1日時点で22市町村で既に策定済であり、年度内には、計50市町村で策定される見込となっております。残り4市町においても、次年度の早い時期に策定するよう依頼しております。

このような状況を踏まえ、県教育委員会では、今年度中に、運動部活動の見直しに係る市町村の優れた取組を把握し、県内市町村に周知する予定です。

安藤じゅん子の要望

運動部活動について、生徒の心身の健全な成長を第一に、市町村に対し、国のガイドラインの遵守を働きかけていただくようお願いいたします。

埼玉県戸田市では、週2日の休養日などの活動方針を市政だよりに掲載し、保護者や地域を巻き込むことに成功しています。
ガイドラインを守ってもらうためには地域や保護者の理解が必要で、策定後の周知の方法についても、市町村や市町村教委による連携を、促していただきたいと思います。

安藤じゅん子の質問
文化部活動のガイドライン策定に向けた進捗状況はどうか?
答弁(澤川和宏教育長)

文化庁の調査によれば、一部の文化部においては、長時間の活動実態があることが指摘されており、バランスのとれた学校生活を送るために、文化部活動についても、その在り方を見直していく必要があると考えております。

千葉県教育委員会では、昨年末に策定された文化庁のガイドラインを受け、今年度中に、県の「文化部活動のガイドライン」を策定し、各学校に周知する予定です。

また、来年度は文化庁のフォローアップ調査に合わせ、県教育委員会として、文化部活動の実態把握に努めるとともに、各種大会や地域の催し等の精査を行うよう、校長会や文化連盟等に働きかけるなど、ガイドラインに沿って文化部活動が適切に運営されるよう努めてまいります。

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