「卵・乳・小麦」を使用しない全員給食と学校給食無償化を県に要望

平成31年2月定例県議会(本会議)代表質問【その17】

2019年02月28日  公開

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安藤じゅん子の代表質問「学校給食について」

私、安藤じゅん子は、2019年2月15日の千葉県議会2月定例会にて立憲民主党会派を代表して代表質問に登壇しました。

代表質問では、千葉県の取り組みに関して18項目にわたり質問、要望等を行いました。それぞれの質問項目と当局の答弁をご紹介してまいります。

少子化問題が深刻化する日本では、国を挙げ少子化対策に取り組んでいますが、全国の出生率は、平成29年で、1.43と依然低い水準にあるのが現状です。
少子化問題の解決には、若い世代が結婚、妊娠・出産、子育てに対し、前向きに考えられるようにならなければなりません。若い世代に向けた、明確なメッセージが必要なのではないでしょうか。

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17:学校給食について

アレルギー対策と無償化を提案

アレルギー対応について

東京都の健康安全センターによる3歳児全都調査によれば、平成11年7.1%であった食物アレルギー罹患率が平成26年では16.7%と増加しています。

先日、安藤じゅん子は「市川保育園」にてアレルギー対応について視察しました。
市川保育園も以前は、多くの学校給食現場と同じように、アレルギー児童にのみ対応した除去食、代替食で対応していましたが、アレルギー児の増加、調理室の狭小から、既存の対応が限界となり、卵・乳・小麦を使わない全員給食に踏み切ったそうです。
この全員給食を実施してからは、保育士や調理員の皆さんの負担が軽減され、本来の子供の保育や献立作りに集中できるといった好循環が生まれ、また、栄養面での問題もなく、食材費についても増加は抑えられているとのことでした。

千葉県学校給食の現場でも、三大アレルギー食材を使用しない全員給食を導入できるのではないかと思います。

安藤じゅん子の質問
県内の公立小中学校の学校給食において、食物アレルギーの対応状況はどうか?
答弁(澤川和宏教育長)

学校給食における食物アレルギーへの対応については、国の指針を踏まえ、各学校において、保護者と相談のうえ、医師の診断に 基づき、児童生徒一人一人の取組プランを作成しております。

具体的な対応としては、児童生徒がアレルギーの原因となる食品を誤って食べないように、給食の原材料を記した詳細な献立表を作成するとともに、保護者、担任等の判断で原因となる食品を除いて食べたり、原因の食物を除いて調理したり、給食に代わる弁当を持参したりしております。

引き続き、児童生徒の食物アレルギーについて、全教職員で情報を共有するとともに、保護者との連携を図りながら、学校給食における事故防止に努めてまいります。

安藤じゅん子の要望
アレルギー食材対応ですが、「卵・乳・小麦」を使用しない全員給食の実施に向け、ぜひ調査・研究されるようお願いします。

学校給食無償化について

平成29年の文部科学省の調査によると、小学校又は中学校で無償化を実施しているのは、全国1,740自治体のうち、82自治体とのことであり、千葉県では、神崎町と大多喜町のみとなっています。

今のところ、小さな取り組みではありますが、財政的には厳しく、他の都道府県では実施の例はないものの、県の支援により、全県的な取り組みに広げれば、少子化問題解決に向けた、明確なメッセージとなると考えます。

安藤じゅん子の質問
子育て世代の負担軽減のため、学校給食を無償化すべきと思うがどうか?
答弁(澤川和宏教育長)

学校給食法においては、給食施設の設備や調理員の人件費等は公立学校の設置者が負担し、食材等にかかる学校給食費については、学校給食を受ける児童又は生徒の保護者が負担すると定められております。
また、経済的に厳しい家庭への就学援助制度もあります。

したがいまして、新たに財政的な支援をすることについては、千葉県教育委員会としては考えておりません。

なお、保護者の負担軽減のために参考となる県内各市町村における取組について、市町村教育委員会の給食担当者会議等で情報提供しております。

安藤じゅん子の要望
学校給食の無償化については、一部無償化の範囲を設定することも可能だと思います。
千葉県の子どもや子育て世代に対する政策メッセージを期待しています。

安藤じゅん子代表質問、そのほかの項目