漁港施設の老朽化対策と地震・津波対策を状況と今後を問う

平成31年2月定例県議会(本会議)代表質問【その15】

2019年02月28日  公開

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安藤じゅん子の代表質問「県内の漁港施設について」

私、安藤じゅん子は、2019年2月15日の千葉県議会2月定例会にて立憲民主党会派を代表して代表質問に登壇しました。

代表質問では、千葉県の取り組みに関して18項目にわたり質問、要望等を行いました。それぞれの質問項目と当局の答弁をご紹介してまいります。

三方を海に囲まれた千葉県において水産業は重要な産業のひとつです。県が管理している漁港は老朽化が進んでおり、大地震や津波、高波が起きた際は甚大な被害が出てしまうことが予想されます。

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15:千葉県内の漁港施設について

県が管理する漁港の地震・津波対策について質問

質問の背景

水産業について千葉県は、千葉県農林水産業振興計画の中で「県内漁港水揚金額全国3位」を目標とし、漁業者の所得向上を図ることとしています。

漁業者の所得向上のためには、特に流通・加工など付加価値の高い分野への取り組みがもとめられており、漁港施設について千葉県は荷捌所等の再編・集約や流通拠点漁港の整備等により、地域全体における漁港・流通機能の強化に取り組んでいます。

千葉県内には利用範囲が主に地元の漁業を主とする第1種漁港から、全国的な第3種漁港まで、合わせて68の漁港があります。
県が管理しているものはそのうちの19漁港ありますが、県有の他の施設同様、それら多くの漁港で施設の老朽化が進んでおり、その対策と併せて先に掲げた機能強化のための新設や改良が求められています。

さらに昨今の大規模、広域化する自然災害、特に高潮、高波、津波等への備えは、水産物の安定供給を確保する上でも大変重要です。
また、これらの自然災害から漁港の後背地の県民の生命財産を守らなければならず、記憶に新しい東日本大震災時のあの津波を思えば、漁港施設の果たす役割は大変大きいと考えます。

安藤じゅん子の質問
県が管理する漁港施設の老朽化対策及び地震・津波対策の現状はどうか?
答弁(森田健作知事)

千葉県では、拠点漁港の競争力強化のほか、漁港施設の老朽化対策の推進、地震や津波対策として災害に強い漁港づくりを柱に、漁港整備を進めています。

老朽化対策としては、県管理の19漁港のうち17漁港で老朽化調査を実施し、機能保全計画を策定しました。現在、銚子漁港など11漁港において、同計画に基づき、補修の緊急性が高い岸壁等の対策工事を実施しています。

地震・津波対策としては、流通や生産の拠点として位置付けた15漁港において、主要な水揚岸壁や防波堤の耐震・耐津波診断を実施し、対策が必要とされた13漁港のうち、これまでに片貝漁港など3漁港について、対策工事が完了しています。

安藤じゅん子の質問
老朽化対策及び地震・津波対策を今後どのように進めていくのか?
答弁(森田健作知事)

老朽化対策については、機能保全計画に基づき、維持及び更新費用の縮減や、年度ごとの事業費の平準化を図りながら、老朽化した施設の補修等を適切に実施してまいります。なお、機能保全計画が未策定の2漁港においても、2年後を目途(もくと)に計画を策定してまいります。

地震・津波対策については、流通の拠点として位置付けた漁港の主要な水揚岸壁を優先して、順次、整備を進めてまいります。
 また、防災拠点として位置付けた漁港についても、緊急輸送道路となる臨港道路で、橋梁の耐震工事を実施中であり、早期完成を図ってまいります。

引き続き、本県水産業の発展を支えるため、漁港施設の老朽化対策や災害に強い漁港づくりを着実に推進してまいります。

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