温暖化対策の推進のために県有施設で再生可能エネルギー導入を積極的に進めるべき

平成31年2月定例県議会(本会議)代表質問【その12】

2019年02月28日  公開

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安藤じゅん子の代表質問「県有施設における再生可能エネルギーの導入について」

私、安藤じゅん子は、2019年2月15日の千葉県議会2月定例会にて立憲民主党会派を代表して代表質問に登壇しました。

代表質問では、千葉県の取り組みに関して18項目にわたり質問、要望等を行いました。それぞれの質問項目と当局の答弁をご紹介してまいります。

温暖化対策として、CO2削減や再生可能エネルギー導入が世界的に求められているなか、千葉県も再生可能エネルギーを積極的に導入していくべきだと考えています。

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11:県有施設における再生可能エネルギーの導入について

県全体で温暖化対策を推進するために県が先頭に立つべき

質問の背景

現在、日本における温暖化対策については、地球温暖化対策法及びこれに基づく地球温暖化対策計画のもと、温室効果ガスの削減目標を定め、その取り組みが進められています。

千葉県においても温暖化対策実施計画を策定し、2030年度の温室効果ガス排出量を、2013年度比で22%削減することを目標とし、その取り組みの一つとして、再生可能エネルギー等活用を掲げています。
具体的には、太陽光発電の家庭への導入促進や、企業への導入促進支援に取り組むとされていますが、県全体で温暖化対策を推進するには、多くの施設を有する県自身が、再生可能エネルギー導入を積極的に進める必要があると考えます。

安藤じゅん子の質問
県有施設における再生可能エネルギーの導入について、県の計画ではどう位置付けられているのか?
答弁(森田健作知事)

県では、再生可能エネルギーの導入を推進するため、県自らの事務・事業に係る温室効果ガスの排出抑制等の取組を定めた「千葉県庁エコオフィスプラン」において、「新エネルギーの導入推進」を掲げています。

また、県有施設での活用に率先して取り組むため、「千葉県地球温暖化対策実行計画」や「千葉県県有建物長寿命化計画」において、県有建物の新築、改修の際に太陽光発電設備など再生可能エネルギーの導入を積極的に検討することとしています。

安藤じゅん子の質問
これまでの再生可能エネルギーの導入状況はどうか。また、今後どのように取り組んでいくのか?
答弁(滝川伸輔副知事)
県では、平成30年12月末までに、設備能力ベースで、

  • 太陽光発電について、長生合同庁舎など29施設で約323キロワット
  • 風力発電について、環境研究センターなど5施設で6キロワット
  • 小水力発電について、幕張給水場など3施設で885キロワット

合計1.2メガワット導入しているほか、4施設で太陽熱を利用しています。
今後も引き続き、県有建物の新築や改修などの際に、再生可能エネルギー設備の導入について、積極的に検討してまいります。

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