頭の良い子が育つ家庭にあふれているのは◯◯!脳を活性化させる子育て術

塾講師Naoの"子どもの力をぐんぐん伸ばすコツ" vol.6

2016年10月17日  公開

   塾講師Naoの“子どもの力をぐんぐん伸ばすコツ” 子育てコラム


皆さんのご家庭は「笑い」にあふれていますか?
学校や塾にやってくる子どもたちの表情を見ると、家庭での様子が垣間見れます。お母さんがいつでも笑顔の家庭は、子どももいつでも笑顔です。そして、いつでも笑顔な子どもは……

いつも笑顔でいる子どもは「創造力」に溢れている

算数の問題で、先生をアッと驚かせるような解き方を見出す子や、図工の時間に皆が驚く大作を創り上げる子、イベントなどで皆を引っ張り、最高の思い出へと導く子など、“創造力に溢れている子”を見つめていると、目の前の作業や学び、行動にとにかく“前向き”。「面倒だなぁ」「早く終わらないかなぁ」ではなく、「楽しい!」「待って!ちょっと考えさせて!」「これ、できそう!」「えー!もう終わり? まだ途中なのに……!」と全力で楽しみ、時間を忘れて没頭しています。

中途半端では実力が高まらないことや、本気になってやりぬいてこそ、大きな成長につながることは分かっていても、実行に移すのが難しいですよね。自分を鼓舞することでさえ苦労することが多いのに、子どもを成長してほしい分野で本気にさせ、やりぬかせることはさらに難しい! と感じている方も多いのではないでしょうか。

実は、子どもは本気になることや、やりぬくことがとても得意です。ひとたび「楽しい!」と感じてしまえば、いつまでもやりぬく意欲に溢れています。学校で、塾で、習い事で「笑顔」を探して見守っていると、「もっとやりたい!」と意欲的に取り組んでいる姿を見ることができます。もっと身近な例をあげれば、放っておけば何時間でもゲームをやり続けることができる子はたくさんいますよね。

「楽しい」は原動力。子どもたちがついつい笑顔になってしまう楽しい環境づくりは、子どもの創造性を掻き立てる1つの重要なポイントと言えるでしょう。

「笑い」は心と身体に良い影響を与える

笑いの健康効果は、医学的にも実証されるようになってきました。たとえば、NK(ナチュラルキラー)細胞のはたらきを活性化し、病原菌から身を守るはたらきを高める効果が知られています。また、笑うことで脳が活性化し、幸福感を感じたり、記憶力や集中力を高めたりする効果が期待できます。さらに、笑いは大きく呼吸をする“運動”でもあります。血行を促進して新陳代謝を高めたり、筋力を高めたりと、成長期の子どもをより健やかで活発にする効果が期待できるのです。

“雰囲気が先”でOK!

楽しいともっともっとやりたくなるのが子どもです。たとえ根気や努力を必要とする“テストに向けた勉強”だとしても、楽しさを味わっていれば、辛さを乗り越えてもっとできるようになりたいと前向きになれます。

楽しいが先、内容が後、でOKです。「ここにいるとなぜか楽しくなるな」と感じたら子どもはそこに寄ってきます。その場で行われていることや、その場にいる人々が楽しそうにやっていることなら、「僕(私)もやってみよう」と思ます。

学ばせたければ、笑顔あふれる家庭で、家族全員が学ぶ時間を作りましょう。「学びなさい」と言わなくてOK。皆が楽しく学んでいる姿を見れば、自分もやってみたいと思えます。

「こうしてほしい」があれば、背中を見せることです。そして、家族でいるときは無条件で幸せを感じられる、笑顔溢れる家庭であり続けましょう。

お父さんも、お母さんも、子どもでさえも、家の外では学びや仕事、人間関係に悩まされたり、一生懸命戦ったりしているもの。「家に帰れば、笑顔になれる」と毎日の生活に“絶対的な”幸せを感じる居場所があれば、少しくらい失敗しても、苦しい練習が必要だと思っても、前向きに取り組むことができます。

子どもの笑顔を見れば明日も頑張ろうと思えてしまうのと同じように、家族の笑顔を見れば子どもたちも頑張れます。ぜひ、笑いの耐えない場所で、思いっきり学べる環境を整えてあげてください。


Nao Kiyota

塾講師ライター。子どもたちがもっと夢中で学べるよう、日々格闘中。美容・健康分野でも執筆活動をしている。

保有資格等
教育系:小学校免許/特別支援学校免許/IEEC TEACHER TRAINING CENTER AND OXFORD UNIVERSITY PRESS Teacher Training Program 2013
心理系:メンタル心理カウンセラー/上級心理カウンセラー
健康系:ダイエットアドバイザー/リンパケアセラピスト