アートビジネスに長けた人材の登用を要望

令和5年12月定例千葉県議会・一般質問(12月5日)その1

2023年12月27日  公開

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12月議会にて一般質問する安藤じゅん子千葉県議会議員と答弁する熊谷俊人千葉県知事

12月5日、千葉県議会12月定例県議会において、安藤じゅん子が一般質問に登壇しました。
本稿では、熊谷知事が掲げる「千葉経済圏」の確立についての質疑をお届けします。

安藤じゅん子の質問の録画映像はこちら

戦後長らく続いた高度経済成長期は、中央集権体制で効率よく合理的に成長と分配を行えました。
しかしながら、低成長・成熟時代においては、国民幸福度をあげるにあたっては、地域主体の取組や公平公正な再配分の強化など、ガバナンスの視点そのものを改める必要があります。
そうしたなか、まさに地域主体による経済の活性化が求められ、千葉経済圏の確立というキャッチーなフレーズをもって、知事はこうした考え方を広く県民に示してくれました。

千葉県には、日本の玄関口である成田空港、アクアライン・圏央道などの充実した道路ネットワーク、再生可能エネルギー産業等の振興、豊かな観光資源、なによりも女性・若者・シニア等多様な人材がいます。これらは、千葉県の経済の活性化に資するポテンシャルです。

安藤じゅん子は、千葉県の人材のポテンシャルを生かした新たな産業を興すべきだと考え質問しました。

安藤じゅん子の質問
千葉経済圏の確立に向けて、どのように取り組んでいくのか。
答弁(熊谷俊人知事)

本県は、京葉臨海コンビナートや高い技術力を持つ企業・研究機関の集積に加え、成田空港の機能強化や圏央道等の広域交通網の整備が進められており、こうした高いポテンシャルを活かして、新たな産業拠点の形成や新産業の振興などを進めていくことが重要です。

県では、これまでに、空港周辺地域における国際的な産業拠点の形成に向け、地域未来法を活用した土地利用規制の弾力化を実現し、2社から航空物流拠点の開発意向が示されました。また、立地企業補助金の拡充などに取り組み、SMCやベンツといった高い競争力を有する企業の立地が進んでいます。

さらに、洋上風力関連産業の集積や、中小・ベンチャー企業のイノベーション・設備投資などを促進するとともに、県経済をけん引していくことが期待される地域の産業創出等に係る調査なども進めているところです。

今後も、こうした施策のさらなる充実を図り、千葉ならではの自立性の高い経済圏の確立を目指してまいります。

安藤じゅん子の要望

アートは、アーティストやキュレーターたちと創作背景を語り、鑑賞するもの、そして、販売したり、購入したりするマーケットへと成長する産業です。産業定着を図る観点からは、行政、教育としての強みを生かして、早期からコミットしていただきたく、やる気のある民間と組むためにも、ぜひ積極的にアートビジネスに長けた人材を登用いただきたく要望します。

アートビジネスというわくわくする感動産業を本県で実装していただくよう要望します。

千葉県議会令和5年12月定例県議会
一般質問 安藤じゅん子の質問

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