通常のチョークと導入価格が同じならば、色覚チョークの導入を推進すべき
平成31年2月定例県議会・予算委員会(2月26日)
2019年03月7日 公開
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2月議会は、県の予算を決める重要な議会で、予算委員会が開かれます。安藤じゅん子は予算員会のメンバーです。2月25日から27日の3日間、予算委員会で質問に立ちました。
2月26日はまず、前日時間オーバーで質疑打ち切りとなってしまった色覚チョークについて質問しました。安藤じゅん子は2016年の2月に一般質問で取り上げたように、カラーユニバーサルデザインには力を入れています。色覚チョークは、そのひとつであり、学校が導入するにあたっても、価格は通常のチョークと変わらないので、県としてぜひ推進すべきだと考えています。
2番目の骨髄・末梢血幹細胞移植の推進についての取り組みは、ドナーに対する支援などを県としても継続していただくようにお願いしました。
3番目の子こども医療費助成受給券のカードサイズ化については、2017年の9月の一般質問で提案させていただいた件です。県からは消極的な答弁でしたが、カードサイズの方が利便性が高く、前向きに検討するべきであると要望しました。
4番目の再生可能エネルギーについては、代表質問でも取り上げました。再生可能エネルギーの普及は地球温暖化防止や脱原発社会にもつながります。千葉県として積極的に普及推進を図るべきと考えます。
色覚の特性に配慮したチョークの導入について
卸価格も同額ならば県として導入を推進するべき
- 安藤じゅん子の質問(2月25日質問)
- 千葉県内学校における色覚の特性に配慮したチョークの導入状況はどうか?
- 答弁(澤川和宏教育長)
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色覚に配慮したチョークの導入状況については、平成29年度の調査では、公立の小学校が141校、中学校が66校、高等学校が35校、特別支援学校が3校となっております。
- 安藤じゅん子の質問
- 色覚チョークの製造元に確認したところ、通常のチョークと同価格で卸しているとのこと。今後、県から未導入の市町村への働きかけをどのように考えているのか?
- 答弁(藤谷誠学校安全保健課長)
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文部科学省作成の指導資料においては、色覚にかかる指導のあり方として、白と黄色のチョークを主体として使うこと、必要に応じてアンダーラインや囲みをつけること等としており、県教育委員会として、市町村教育委員会や保健担当者を対象とした研修会において指導しているところです。
したがいまして、市町村教育委員会に対し一律に色覚の特性に配慮したチョークの使用を求めることは、現時点では考えておりません。 - 安藤じゅん子の要望
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千葉県内にエビデンスがあるので、ぜひ色覚チョークの導入を推進していただくよう要望します。
骨髄・末梢血幹細胞移植の推進について
ドナーへの支援・助成を継続して行うよう要望
- 安藤じゅん子の質問
- ドナーが骨髄等を提供しやすくするため、県はどのような取組を行っているのか?
- 答弁(松本正敏薬務課長)
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県では、移植に用いる造血幹細胞の適切な提供の推進に関する法律に基づき、適合したドナーが骨髄等を提供しやすい環境を整備するために、ドナー本人やドナー休暇を与えた事業所への助成制度を有する市町村に対しまして、助成金額の2分の1を補助する、ドナー支援事業を、昨年度から実施しております。
- 安藤じゅん子の質問
- 市町村におけるドナー等への助成制度の導入状況はどうか?
- 答弁(松本正敏薬務課長)
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県のドナー支援事業を開始した平成29年8月時点では、6市が助成を実施しておりましたが、現在は21市町に増加しております。
- 安藤じゅん子の質問
- ドナー支援事業の積極的な展開を図るため、ドナー等への助成を実施していない市町村への働きかけが必要と考えるが、今後の取り組みはどうか?
- 答弁(松本正敏薬務課長)
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骨髄移植等を推進するための説明会など、県が開催する市町村向けの会議を利用して、ドナー助成未実施の市町村へ実施を働きかけるとともに、県民や事業所に対する広報・啓発なども通じて、事業の推進に努めてまいります。
- 安藤じゅん子の要望
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県の取り組みのおかげで、市川市、浦安市、柏市では来年度から実施するための予算計上がなされているとお聞きしております。これにより来年度以降は、人口面でも相当程度カバーされると思います。ぜひ、引き続き働きかけをお願いします。
子ども医療費受給券のカードサイズ化について
カードサイズ化の方が利便性が高い!県が地町村を助成し、検討すべき。
- 安藤じゅん子の質問
- 昨年度、市町村に対し受給券のカードサイズ化に係る意向調査を行ったと聞いているが、結果はどのようなものだったのか?
- 答弁(石黒真平児童家庭課長)
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平成290年11月に市町村に対し意向調査を行いましたところ、賛否さまざまな意見がありました。
導入にあたっての課題として、導入時のシステム改修費用の発生や、カードサイズ化による注意事項等の記載スペースの不足などを指摘する意見が見られたところです。 - 安藤じゅん子の質問
- 県は今後、カードサイズ化の促進に向けてどのように進めていくのか?
- 答弁(石黒真平児童家庭課長)
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カードサイズ化については、市町村への意向調査の結果、さまざまな課題が挙げられたところであり、今後も、事業実施主体である市町村と 丁寧に意見交換を行いつつ、他県の状況なども踏まえて検討してまいります。
- 安藤じゅん子の要望
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カードサイズ化は、携帯に便利であり、県民の利便性向上につながる。意向調査の中でふれられた賛否さまざまな意見の中、カードサイズ化に賛成する自治体は、県にシステム改修費等の助成を求める声がありました。そのような要望も踏まえ、早急に検討いただきたたく思います。
再生可能エネルギーの普及促進について
地域の特性に合った再生可能エネルギーの普及推進を!
- 安藤じゅん子の質問
- 県内における再生可能エネルギーの導入現状はどうか?
- 答弁(石井慶範産業振興課長)
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平成30年9月末現在、千葉県内で導入されている再生可能エネルギーの発電施設は、13万71件で全国5位、設備能力ベースでは2,409.3メガワットで全国3位となっております。
なお、現在の集計方法が開始された、平成26年4月末時点と比較すると、件数で約1.7倍、設備能力ベースでは約3.5倍に増加しています。 - 安藤じゅん子の質問
- 住宅用太陽光発電設備の設置に対する補助の実施 状況はどうか?
- 答弁(旭健一循環型社会推進課長)
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千葉県では、平成23年度から住宅用太陽光発電設備の設置に対し、市町村を通じて補助を実施しており、平成29年度までの累計で24,903件、設備能力ベースで約134メガワットの補助を行っているところです。
- 安藤じゅん子の質問
- 再生可能エネルギーの導入促進に係るソフト事業補助金の実施状況はどうか?
- 答弁(石井慶範産業振興課長)
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千葉県では、平成25年度から、市町村や、市町村と連携した企業等が行う再生可能エネルギーに係る事業可能性の調査や導入計画の検討など、14件に対し補助を行っております。
この補助事業を契機として、香取市が、成田市や民間企業とともに地域電力会社を設立した事例や、公共施設や公立学校に太陽光発電施設が導入された事例がございます。 - 安藤じゅん子の要望
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法改正や技術革新、再生可能エネルギーを取り巻く環境の変化は、目まぐるしいものがあります、ぜひ、全県にわたり、地域特性にあった再生可能エネルギーの普及を推進していただきたい。